引退ブログ 4年 三宅喜大
- ホッケー 立教
- 3月12日
- 読了時間: 9分
こんにちは!
立教大学ホッケー部101代主将を務めさせていただきました三宅喜大です。
今まで先輩の引退ブログを読む側であったのが、ついに書く時が来てしまい4年間の早さをとても感じています。
まず引退ブログを書くとなって、偉大な先輩主将方のブログを参考にしようと思い、読み漁りました。ですが、ずっきーさん(三個上)のようなセンス溢れる文章は書けないし、あっきーさん(一個上)のように完璧な文章は書けないやと感じました。せめて、ゆうすけさん(二個上)より早くブログを提出しようとは思いました笑(情熱溢れる素晴らしい文章でした)
自分の言葉にしてこなかった想いをこのブログで伝えようと思います。拙い文章になるとは思いますが、最後まで読んでいただけると幸いです。
ホッケー部に入るまで
私は大学に入るまでフィールドホッケーというスポーツを知りませんでした。高校までは野球に必死に打ち込み、大学に入ってからもテキトーに野球サークルとか入るのかなーって漠然な思いを抱いていました。
ホッケー部に入部する大きなきっかけとなったのはこうきとの出会いです。新歓もこうきと巡って、一緒にホッケー部の体験に行こうとなりました。誘ってくれてありがとう。そんなこんなでホッケー部の体験に行ってみると、ホッケーというスポーツがとても楽しく、雰囲気もちょうど良く、すぐに入部を決めました。
この時の直感は僕の大学生活を素晴らしいものにしてくれました。
入部してから
入部してからは、ホッケーを上手くなるため沢山練習しました。新歓期間なのに、週3くらいで練習して上手くなるために頑張りました。そのおかげか一年生からありがたいことに試合に出してもらうチャンスをいただき、良い経験を積むことが出来ました。1年生の頃に味わった二部優勝一部昇格の思い出は忘れられません。ずっきーさん世代とは一緒に自主練などを通して短い期間でしたが、楽しくホッケーすることができました。
2年生では、一部での戦いが印象に残っています。なかなか勝てない試合が続き、惜しかった試合もありましたが、一部の壁は厚かったです。個人的に公式戦で一部から点取れたことは自信になり、自分が成長できたと実感できるきっかけになりました。二年生は自分の成長に向き合う期間としてすごく充実していました。2個上の先輩は高い技術を持っている方が多く、一緒に練習することで常にレベルアップできる環境が整っていました。
先輩とプレーしてミスしたらどうしよう、迷惑かけてしまうから躊躇している人がもしかしたらいるかもしれませんが、一緒にやることで成長のスピードは高くなるので、恐れず飛び込んでみてください。そんでもって先輩より上手くなっちゃってください。
3年生では、副将となりチームを引っ張って行く側となり自分のことだけでなくチーム全体のことを考える時間が増えました。春練期間は主将不在の際に練習を取りまとめたりすることや瀬戸監督とのミーティングを繰り返し少しずつチームを引っ張っていくことに慣れてきました。また個人としても公式戦の得点がコンスタントに取れるようになってきて試合が楽しみで仕方なかったです。この1年間は4年間の中でも一番濃い1年間だと自分は思っています。小林主将のもと二部優勝を経験することができ、自分も副将としてチームに携わっていたので、優勝の達成感は1年時のものより遥かに大きなものでした。
また篠崎さんにとてもお世話になりました。一緒にFWでプレーでき、とても楽しくホッケーできた気がします。フリックもアドバイスいただき少しはまともなフリックが打てるようになったと思います。マジで感謝!してます笑、飲みいきましょう🍺
4年生になり、自分は主将になりました。なんとか1年間走り抜く事はできましたが、楽しい事ばかりではなく、間違いなく4年間の中では一番悩むことが多かった年でした。チームの目標に達成するために何をすればいいか、どこから変えていけばいいのか、全体の意識を変えることの難しさなど様々な悩みを抱えていました。春練では、4年が就活で少ないこともあり1人で悩んでしまい口数が少なくなることもありました。当時は不機嫌と思われてたかも、ごめんなさい。
主将として決断することが必要な場面や引っ張っていく姿勢といったものが自分の中で判断し切れず、中途半端な形で部員の皆には良くない思いをさせてしまった人もいたと思います。ですが、そんな自分を支えてくれたのは、間違いなく同期や副将たちでした。うまくいかないことが続いても、一緒に悩み、考え、前に進もうとしてくれる仲間がいたからこそ、最後まで主将としてやり切ることができました。特にこうきやおりけんには練習試合の調整やグラウンドの手配など大変な作業をやってもらい、とても助かりました。ありがとう。マネージャーにもいきなり仕事を任せたりなど至らない部分が多かったと思います。マネージャーのサポートがなかったら、部活自体できていないと思います。
最終学年のリーグ戦では、結果としては思うような成績を残すことはできませんでした。二部で春2位秋3位という成績で終わり、主将としてチームを勝たせられなかったことがとても悔しいです。もう一回やり直せるなら、もっとミーティングしてればな、もっとこの場面を想定して練習してればな、と様々な後悔が浮かんできました。ですが、時間は戻りません。今やれることが何か考え全力で取り組むしかないんです。これ見た後輩たちは今一瞬に全力で取り組んで欲しいです。
負けてから1ヶ月弱、最終戦まで全力で練習できたことは誇りに思っています。最終戦では、勝負を楽しみ、ホッケーすることが出来たと思っています。もうみんなとホッケーできないのかと思うと試合前なのにちょっと悲しくなってました笑
個人的にも得点などで活躍できて心の底からホッケーを楽しむ事ができ良い思い出で終われました。みんなの最後は勝って終わりたいという思いが伝わってきて主将としてとても嬉しかったです。
ここからは、これまでお世話になった方々への感謝を伝えさせてください。
後輩へ
まずは後輩たちへ。4年生として、そして主将として、みんなが成長していく中で、一緒にホッケーができたことは本当に楽しかったです。自分についてきてくれてありがとう。それぞれの学年が一つずつ上がり責任感も増えてくるとは思いますが、来年コートで成長した姿を見せてくれることを楽しみにしています!
時々グラウンドに顔見せたり、試合見に行こうと思っています。 自分が卒業した後も、ホッケー部がもっと強くなっていくことを願っています。これからも、お互い高め合っていってくれ!
先輩へ
先輩たちにはたくさんお世話になりました。正直あんま可愛い後輩出来てたかは自信ありませんが、色んな思い出あります。
山田さんと韓国行ったら高熱で寝込んでてめんどくさかったことや、あっきーさんの代と試合後に一休で勝ち飲みしたこと、ゆうすけさんやヒデさんに高い飯奢ってもらったことなどあげ出したらキリがないです。今更ですが皆さん関わってくれてありがとうございました。本当に最高な先輩方でした。
僕も卒業できた!(なんとか耐えました)ので、社会人になってからも飲みに連れてってください!!OBチームでもお世話になるので、これからもよろしくお願いします🤲
同期へ
同期の仲間は個性が強いやつが多くて、色んなイベントを通して仲が深まったなぁ。にっしーのiPhoneが湘南の海に消えたことや、ハロウィンパーティーしたこととかありましたね。唯一悔いているのは、僕がインフルにかかってしまい草津温泉に一泊遅れて参加したことくらいです。こんな感じで語ろうと思えばいろんな話題出てくるくらい濃密な四年間過ごさせてもらいました。振り返るとホッケーにも遊びにもアツい最高な学年だったと思います。10年後も20年後も集まって当時の思い出語り合いましょう。
みんなありがとう、愛してるぜ〜!😄✌︎
両親へ
小さい頃からスポーツを続けられたのは、間違いなく両親の支えがあったからです。大学までホッケーを続け、主将としてチームをまとめる経験ができたことは、自分にとって大きな財産になりました。試合毎回欠かさず応援に来てくれて嬉しかったです。親の前で活躍してやろうと頑張ることができました。少しはいいとこ見せれたんじゃないかなー、ここまで育ててくれて、本当にありがとう。これからは自分の力でしっかりと歩んでいきます。
OBOG・監督コーチの方々へ
これまで立教ホッケー部を支えてくださったOBOGの皆様、そして指導してくださったコーチの皆様、本当にありがとうございました。自分がここまで成長できたのは、間違いなく皆様のおかげです。
監督、コーチ方には感謝してもしきれません。瀬戸監督には、部内で問題が起きた際や悩み事がある際には的確な指示で導いてくださいました。浅見さん、汰一さんには飲み連れてってくださったり(もちろんホッケーもたくさん教えてもらいました)、真由美さんのような高いレベルでホッケーをしてきた方に教わる貴重な経験をさせていただきました。マキさんやひとっちゃんには、様々な写真を撮っていただきこのブログで使っている写真も大半は撮ってもらったものです。最高にかっこいい写真ありがとうございました!改めて沢山の方々の支えがあって成立していたことを感じています。自分も卒業後、このチームの一員として、何かしらの形で恩返しをしていきます。
部活に入っているということ
最後に、これからホッケー部に関わる皆さんに伝えたいことがあります。
大学生活の中で、部活に本気で取り組むというのは、決して楽なことではありません。時には、遊びたい気持ちを抑えて練習に行かなければならないこともあるし、プレーが上手くいかず試合出れずに、やる気がなくなってしまうこともあります。辞めたいなーと思うこともあると思います。
でも、その分、得られるものは計り知れません。努力した分だけ成長できるし、一緒にバカして笑いあった仲間との絆は一生ものです。大学生という自分で楽な環境を選択できる中、汗水垂らしてホッケーに夢中になれる。こんなに幸せなことはないと引退してから気づきました。
だからこそ、今ホッケー部にいる人たちには、ぜひ悔いのないように全力で取り組んでほしいと思います。結果はどうであれ、本気でやった先にしか見えない景色が必ずあるから。
ここまで読んでいただきありがとうございま
した!
最後になりますが、4年間、本当にありがとうございました。立教ホッケー部、最高に楽しかったです。
立教大学体育会ホッケー部
101代主将 4年 三宅喜大
(編集:新3年mg小松)
写真付きのブログはこちらをぜひご覧ください。
Comentários